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京都大学土木系G30エジプトセミナー

企画趣旨

現在、京都大学土木ではG30プロジェクトを進めています。これは、京都大学土木に国際コースを設け、毎年30人の学部留学生を送り出そうとするもので、土木の国際化を目指しています。ご存知のように全国の大学で土木系の人気が低下しており、今後の社会インフラを支える人材確保の観点からは危機的な状況と言えます。その観点から、G30はわが国の土木分野に新しい流れをつくる重要なプロジェクトと位置付けられます。G30には全国の13大学が採択されていますが、土木を中心とするプロジェクトは京都大学のみです。

今年4月にはG30の1期生4名の留学生を地球工学科国際コースに迎えました。このクラスには、従来の大学入試を合格した日本人学生の中から、国際コースを希望した10名も参加しており、今後、4年間の英語のみの授業および留学生との交流により、国際感覚に優れた日本人学生の育成にも大いに貢献できるものと考えられます。今後、留学生は30人(最大)を目指して、入学者を増加させてまいりますが、アジア・アフリカの各国受験生に日本の大学への入学を促すためには、日本での生活をサポートする奨学金の充実が大きな課題となります。これまでにも、京土会関係などを通じて多くの企業関係の方々にご協力をいただいて参りました。ここに厚く御礼申し上げます。しなしながら、まだまだ不十分な状況にありますとともに、今後、留学生は毎年増加して参りますので、資金の継続が必要となってきます。
奨学金にご協力いただきました企業関係の方々には、現在京都大学教員が持っております海外ネットワーク情報をご提供するとともに、国際コース学生(留学生、日本人学生)との交流機会(インターンシップなど)、さらには、これら優秀な学生の採用を通じた国際展開など、今後、そのメリットを大いに活かしていただければと考えております。
G30プロジェクトでは、アジア、アフリカ諸国の中でいくつかの重点国を設定しております。今回、アフリカ重点国の一つであるエジプトをテーマに皆様方との交流会を企画しました。エジプトはナイル川の水資源に国家基盤が大きく依存する一方、デルタ地域は地球温暖化による海面上昇の影響を世界中で最も受ける地域の一つといわれます。上流にはアスワンハイダムがありますが、エチオピアや分離独立する南スーダンなどの上流諸国における開発の影響など、その持続性に関する課題も重要です。
京都大学防災研究所では、GCOE-ARS(極端気象と適応社会の生存科学)の取り組みの一環として、エジプト・ナイル川流域の水問題に取り組むためのネットワーク(JE-HydroNet)の確立を進めており、ムバラク政権後の新しい政治体制のもとで、長期的、かつ幅広い視野に立って水問題に取り組むことのできる人材育成に協力を行っています。
今回の交流会には、趣旨にご賛同いただき、在京エジプト大使館からも全面的なご支援をいただいており、大使自ら最新のエジプト情勢をお話いただくとともに、交流会へのサポートもいただいています。セミナーでは、G30プロジェクト、JE-HydroNetに加えて、エジプトにおける夢のある将来計画、日本からの経済協力の動向などをご紹介いただく予定です。
土木系G30に既にご協力いただきました関係各位、さらには、今後、アジア、アフリカ諸国にご関心をお持ちの各位におかれましては、是非ご参加いただき、相互交流の機会としていただければ幸いです。


京都大学土木系G30エジプトセミナー

主催: 京都大学土木系G30 プログラム
後援:エジプト大使館 京都大学土木会 GCOE-ARS

日時: 2011年6月13日(月)
   セミナー 13:30-17:00
   交流会 17:30-19:30

場所: 京都大学東京オフィス
   東京都港区港南2-15-1
   品川インターシティA 棟27 階
   (JR・京浜急行 品川駅より徒歩5 分)
   TEL: 03-5479-2220   

参加費: 3000円(招待者は無料)

受付: 土木系G30 プログラム事務局まで,所属・氏名をお知らせください
   申込先: G30-seminar@t.kyoto-u.ac.jp
   問合先: 今井 TEL: 075-383-3426 FAX:075-383-3420

 

Tentative Agenda

13:30 Opening remarks and guest welcome (Prof. Sumi)
Chair: Dr. S. Kantoush (Kyoto University)
13:40 – 14:20 Egypt: Old, Present and Future (Relationship and Political aspects)
Dr. Walid Mahmoud Abdelnasser (Ambassador of the Arab Republic
of Egypt)
14:20 – 14:45 Japan Egypt Hydro Network (JE-HydroNet): Modern Methodologies
for the Management, and Planning of Integrated Water Resources in
Nile Delta Prof. Tetsuya Sumi (Kyoto University)
14:45 – 15:10
15:10 – 15:25
New Infra structure development projects in Egypt
Dr. Sameh Kantoush (Kyoto University)
Coffee break
15:25– 15:55
Chair: Prof. T. Sumi (Kyoto University)
Introduction and philosophy of G30 program of Civil Engineering
Department, Kyoto University
Prof. Kunitomo Sugiura (Kyoto University, G30 program)
15:55 – 16:25 Japanese ODA by JICA
(TBA)
16:25-16:55
Invited Egyptian Speakers
16:55 – 17:15 Closing discussions / summary
17:30-19:30 Reception/Egyptian Food and Music

G30-20110613-GCOE_ARS-Tokyo_seminar

 

 

 

 

 

 

 

 

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